2月議会の議案質疑2日目の終了後、私が会長を務める看護議員連盟総会が開催されました。会長としてのご挨拶で次のように話しました。「先週はぽかぽか陽気、今週はまた冬の寒さに逆戻り、コロナやインフルエンザ、今はノロウイルスなど感染症は季節に関係なく流行し、医療現場の慌ただしさは年間を通じて収まることがありません。現場で対応していただいている看護師の皆様は大変です。
さらに今は看護師不足で、医療現場は大変な状況と察します。その緊急事態を救おうと紹介業者が介入しておりますが、これがまた多くの費用がかかり問題点ばかりで、今回の要望につながっています。少しでも問題解決に向けて、看護師の皆様が働きやすい職場を作り、安心して勤務される状況を作っていくことが、県民皆様の幸せにつながると思います。」と伝えました。
看護連盟から出された要望は「①愛知県ナースセンターの役割の拡大と組織の充実に向けた事業の見直し ②看護補助の教育に関する施策の強化」です。県からの回答は『①愛知県ナースセンターについては、組織の充実に向けて、就職相談を実施するための人件費等を2025年度当初予算に計上している。 ②看護補助定着のため2024年度月額6,000円の賃金の引き上げを支援した。』でした。
今回、看護連盟からも具体的な提案があったため、小さな一歩ではありますが一定の成果が見られました。最後に「看護の現場で起きている様々な問題や提案等を、我々議員連盟を通じて、しっかり県当局に伝え、意見を反映していくことで、県民の健康な暮らしが確保されると思いますので、議員連盟皆様のご協力を心よりお願い申し上げましてご挨拶といたします。」と会を閉じました。